|
あー、(舎弟→情婦)はさすがに変更ですか。夕方6時では致し方ないですね。
自分にも他人にも素直になれない沢近の魅力大爆発だったAパート。 殴られて屋上に横になっている播磨の側に沢近が立っているシーン。ぎこちなく謝る沢近に対して、「いいよ、別に」と少し照れながらそっぽを向く播磨。 この場面、原作が掲載された時から“照れ”の原因に対して諸説ありました。 ひとつは、播磨のあの位置からだと沢近のスカートの中が見えている為。 もうひとつは、相手が予想外に素直に謝ってきたのに対して男の自分がいつまでもうじうじしてることの気恥ずかしさ、加えて普段は女王様然とした沢近の意外な女性らしい可愛いらしい側面に触れたからというものです。 これはどう考えても後者ですよね。スクランは男視点で描かれた男の妄想溢れる漫画と捉える向きもありますが、この作品はあくまでギャグでありラブコメだと思います。画面からセクシャルな面を読み取ったり感じたりすることは読者・視聴者の自由だし否定されるべき事ではありませんが、作品自体はそれを目的に描かれてはいないということです。そっち方面に流されない絶妙なバランスの上に成り立っていて、そこが大きな魅力でもある訳です。 Bパートは特筆すべき事はないものの、最後の八雲の台詞「ひみつ」がイメージ通りで非常に良かったので合格点。短い台詞の中にキャラクターの性格をきちんと織り込んだ素晴らしい演技。能登麻美子さん、やっぱり上手いなあ。 EDの後には、オマケでララの話が。A~Cパートに入れるには無理がある一方、ここでやっておかないと次週説明不足になってしまうエピソードを、正にここしかないという場所に挿入してきました。こういうところが本当にスクランは上手いんですよね。 全体としては十分及第点の今週でしたが、先週のことがあるので作画はやや気になりました。播磨と沢近・八雲がそれぞれ強く絡んだ大事な話だったので、もうちょっと力入れてほしかったところ。 もちろんこの程度で駄目出ししていては立つ瀬のない作品が少なくないことも十分わかっています。同じマガジンからのアニメ化作品『魔法先生ネギま!』もその一つですが、作者HPによればDVDでは大幅に修正が入るそうです。個人的には作画は元より脚本や演出の問題もあると思うんですが、如何でしょう。
by norabumi
| 2005-02-16 20:47
| アニメ
|
ファン申請 |
||