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昨晩の天職のとびら(テレ東系で土曜の23時前に放送してるミニ番組)で吉田稔氏が紹介されていました。名前だけ聞いてもピンと来ないかもしれませんが、あのデザインバーコード社を立ち上げた人と言えばどうでしょうか。それでも?な方は、アミノ式ないしはカテキン式とじゃがりこでも買ってきてそのバーコードを見てみて下さい。それをデザインしてるデザイナーさんです。物のデザインに興味のある人なら、一度位は(その機能、利便性は別にして)バーコード邪魔だなあ、と感じたことがあるかと思います。私も買ってきた本を眺めては、せっかくの素敵な装丁をバーコードが台無しにしていることに静かに憤っておりました。そして自分が装丁家ならこの無粋なバーコードをどう処理するだろうかと益体もなく考えていたわけですが、私の出した結論は“バーコードを取り込んだデザインをする”でした。後から完成された装丁に貼り付けるのではなく、始めからバーコードの存在を念頭に入れて全体に溶け込ませる様にデザインすればいいんじゃないかと考えたんですね。(それが実践されてる好例としては、よつばスタジオの里見英樹氏による『あずまんが大王』のコミックの装丁が上げられる) デザイナーとバーコードの戦いは恐らくはそうした物で、バーコードの発明以来、如何に折り合いを付けるかという視点で考えられてきた様に思います。そんなデザイン界に「じゃあ、バーコードそのものをデザインしちゃえばいいじゃない」という逆転の発想を持ち込んだのが吉田稔氏です。番組で本人が「誰も手を付けなかった聖域」と語った様に、目から鱗のその発想は『バーコード革命』と呼ぶに相応しい物。デザインバーコード未体験の人は是非この本を手に取って見て下さい。その着想の素晴らしさと溢れる発想に魅了されること請け合いですよ。 ところで私は、QRコードのあのグジャグジャっとしたデザインもバーコード以上に気に入らないんですが、あれはどうにかならないもんかねえ。 ☆ デザインバーコード社 ☆ Amazon by norabumi | 2006-03-05 22:13 | 書籍
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